話題の入口
「ゆとり教育」のあと、小中学校は元に戻ったのか
2002年度、授業や学ぶ内容を減らした「ゆとり教育」。その後は増やす方向へ転じ、小学校の標準の授業時間は、合計では削減前と同じになりました。
ただ、時間が戻れば中身も戻るのでしょうか。教える内容や土曜授業など、昔の学校との違いを振り返ります。
登場人物とことば
- 学習指導要領
- 全国の学校で何を学ぶかなどを定める、国の教育課程の基準。改訂した年と、学校で全面的に使い始める年は異なります。
- 標準授業時数
- 国が定める授業のコマ数の標準。小学校は1コマ45分、中学校は50分として数えます。学校が実際に行う授業数とは区別します。
- 総合的な学習の時間
- 教科をまたいで課題を見つけ、調べ、整理し、まとめる学習。小学校は3年生から、中学校は全学年にあります。高校では「総合的な探究の時間」という名称です。
- アクティブ・ラーニング
- 学ぶ人が自ら考え、他者と関わりながら理解を深める学び方。文科省は「主体的・対話的で深い学び」の視点から授業を改善すると説明しています。
- 外国語活動
- 小学校で、聞く・話すことを中心に外国語に親しむ学習。現在は3・4年生が対象で、5・6年生の教科「外国語」とは分けられています。